やる気の出し方?

こんにちは。
株式会社エス・スリーのスタッフです。

本日は「やる気の出し方?」です。

・今日はやる気が出ない…
・やる気がないのか!

よく聞く言葉です。
しかし、やる気とは何か考えだすと良く分からなくなります。

言葉通りにとらえると、「やる(実行する)+気(気分」でしょうか。
置き換えてみると、


・今日は実行する気分が出ない…
・実行する気分が出せないのか!

となり、上はともかく、下の文は少し違和感を感じます。
人の気分のことを怒っても仕方ない気がしてしまいますね。

参考までに英語ではなんと表現するのか調べてみると、

・彼はやる気がない。

He lacks motivation.

直訳だと、「彼は動機を欠いている」となります。
なんとなくそうなのか、と流してしまいそうになりますが、もう少し考えてみましょう。
「動機」と「やる気」を同一視して良いのでしょうか。

「動機」だと、何か理由があって実行するという面が強くなる気がします。

この「理由があって」という部分が本当は重要なのではないでしょうか。
「やる気」だとなんとなくぼんやりした気分の問題になってしまいますが、動機付けだと考えましょう。

筆者も含めほとんどの人は、何か理由が無い限りは、気が進まないことを実行しようとはしないと思います。
つまり、やる気が出ないのは「(そのときの本人にとって)実行するだけの強い理由が無いから」なのです。

こう考えるとやる気を出すのは簡単です。
自分にとって、実行する理由を考え出して自分に納得させれば良いのです。
自分が納得すれば良いですから、理由は些細なことでかまいません。

例えば、学生さんが今日の分の勉強をやる気が出ない。
ならば、やるだけの理由を考えましょう。
・成績が上がって親や友達に称賛されている未来をイメージ
長期的だが非常に魅力的な未来像を設定し、そちらへ向かう行動を選択させる
・勉強が終わったらおやつを食べられる設定にする
短期的で魅力的かつ手に入りやすい目標を設定することでその場限りの行動をとらせる
・この勉強はゲームのレベル上げだと考えて、終わればレベルアップすると考える
→勉強はゲームのレベル上げなのだと脳に誤認させて実行させる
などなど…

ここまで書いておいてなんですが、
筆者はだいぶ前に本で読んだこと、
「やる気なんて関係ない、やる気が無くてもやり始めれば仕事は進む」
というのを納得して実践しています。

上記のようにやるための理由をいちいち考えるのは大変なこともありますよね。
全然やる気は無くても、無になって粛々とすすめれば、達成されたこと自体はやる気が合った場合と同じ結果になります。

皆さんはどちら派ですか?

・やる気を出すために動機付けする派
・やる気はあきらめてやる気が無くてもやる派

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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