こんにちは。
株式会社エス・スリーのスタッフです。
以前に記事を書いた九徳について。
本日は2番目の「柔にして立」を取り上げます。
二、柔にして立(柔和だが、事が処理できる)
前回と同様、「柔にして立」を満たさない状態を3つ書いてみます。
事が処理できる、というのを「仕事ができる」と言い換えてみましょう。
A.柔和だが、仕事ができない
B.とげとげしいが、仕事ができる
C.とげとげしく、仕事ができない
今回の場合、Cは最悪ですね…こうはならないように気を付けなければなりません。
AとBはやはり、今までの人生でかかわった人を思い浮かべることができる方も多いのではないでしょうか。
Aは結構愛されキャラだったりするように思います。
仕事はできなくとも、職場の和を維持してくれて皆に好かれていたり。
ただ、一人でなにかを成し遂げることは難しいのかもしれません。
Bはとげとげしく人当たりが悪くて仕事ができる。
このタイプも意外と人気がある場合も見受けられるように思います。
警察小説の一匹狼的な主人公など、大体このタイプではないでしょうか?
組織ではうまく立ち回れなく、口も悪いけれど、事件解決の実績だけで生きていく…
日本人に人気があるタイプなのかもしれないですね。
柔にして立を満たす、
・柔和で仕事ができる
は確かに素晴らしいです。
ただ、前回の「寛にして栗」よりは、この条件を満たす人はいらっしゃるようにも思います。
9徳の中ではハードルが低い部類なのでしょうか。
実現がやや易しいぶん、Cのとげとげしく仕事ができない状態だと救いがないのでしょう。
筆者も、「仕事ができる」というのは他人からの評価なので、
せめて常に柔和にしていられるよう心掛けて生活してみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。