山の日~登山とITの活用~

こんにちは。
株式会社エス・スリーのスタッフです。

本日は「山の日」です。
登山は、日本では昔から人気があるスポーツ・娯楽です。江戸時代から既に登山は楽しまれていたそうです。
そんな登山も、近年のITの発達により、より安全に便利に体験できるようになってきています。

1.登山アプリの活用

登山アプリは、登山者にとって欠かせないツールとなっています。代表的なアプリとしては、「YAMAP」や「ヤマレコ」があります。
これらのアプリは、GPS機能を利用してリアルタイムで現在地を把握できるため、道に迷うリスクを大幅に減らすことができます。
また、他の登山者が投稿したルート情報や写真、コメントを参考にすることで、登山計画を立てる際に非常に役立ちます。

2.ドローンの活用

ドローンは登山の安全性向上や環境保護のためにも活用されています。特に、山岳救助においてはドローンが重要な役割を果たしています。
ドローンを使用することで、広範囲を短時間で捜索できるため、遭難者の早期発見が可能となります。

実際に、北アルプスでは、遭難者の捜索にドローンが導入され、大きな成果を上げています。
参考:バックカントリー & 民間山岳遭難捜索救助チーム
ドローンには高性能カメラや熱感知センサーが搭載されており、夜間や悪天候でも効果的に捜索活動を行うことができます。

3.ウェアラブルデバイスの導入

ウェアラブルデバイスも登山において重要な役割を果たしています。
登山向けを謳った機能を持つスマートウォッチとしては、Garminのinstinctシリーズなどがあります。
https://www.garmin.co.jp/minisite/instinct/

例えば、富士山に登る際は多くの登山者がスマートウォッチを利用しています。
心拍数や消費カロリー、歩数などのデータをリアルタイムで表示でき、高度計機能を使って現在の標高や開始時点からの上昇・下降量も確認できるため、登山の進捗を把握しやすくなります。
これにより、より安全な登山が実現します。

このように、日本の登山におけるIT技術の活用は、登山の安全性や利便性を大幅に向上させています。
登山アプリ、ドローン、ウェアラブルデバイスなどのツールは、登山者にとって欠かせない存在となっています。
これからもIT技術の進歩とともに、登山の楽しみ方や安全対策がさらに進化していくことでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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