こんにちは。
株式会社エス・スリーのスタッフです。
前回に引き続き、「国ごとのWEBサイトを比べてみよう」シリーズ、
今日のターゲットはぺんてる株式会社さんです。
前回取り上げたコクヨさんとは少しトラブル?があった過去もありますね。
まず、日本版のWEBサイト。
クラシックな感じの固定幅のサイトです。
スマホで見ても表示が変わるわけでなく、モバイルフレンドリーとは言えないでしょうか。
コンテンツは豊富で魅力的な文房具が沢山掲載されており、つい欲しくなります…
上部にグローバルサイトへのリンクがあります。クリックすると、
なんと、海外サイトがこんなにあるんです。
国旗をクリックすると各サイトに飛べますよ。
数が多いのでピックアップして訪問してみます。
まず、米国版。
日本版とは打って変わって、PCでは画面幅いっぱい、レスポンシブな現代風のサイトです。
商品紹介のページ一つを比較しても、日本版はただ一覧表示されるだけですが、
米国版はオンラインショップを兼ねており、絞り込みが出来たりgooglePayですぐ購入できたりと、より便利です。
製品ごとのレビューも掲載されています。
つづいて、マレーシア版。
こちらも米国同様レスポンシブでお買い物でできるサイト。
特筆すべきは動画コンテンツの豊富さです。
ぺんてるマレーシアのアカウントで製品を使ったコンテンツを発信しており、見ているだけでも楽しめます。
インスタアカウントもあります。
マレーシアのコンテンツを見ていると、マレーシアでは手書きのお花の絵やレタリングが人気なのかな?という印象です。事実は分かりませんが…
と、他の国のサイトも見てみたいのですが長くなってしまうのでいったんまとめます。
ここまで見て、日本版より米国版・マレーシア版のサイトは明らかに新しく機能が充実しています。
コンテンツは日本版も充実しており楽しめるのですが、いかんせん見た目が少し古い感じですよね。
そこで、海外の売り上げ比率をチェックしてみよう!と思いましたが、
ぺんてるは非上場のため詳しい情報は見つかりませんでした。
日本サイトに掲載されている売上比率はこちらです。
海外の比率は65%ということで、
各国WEBサイトの造りにも反映されていると考えて良いのではないでしょうか。
日本のぺんてるの良さを知ってもらい、手軽に購入してもらうという目的に沿ってぺんてる海外WEBサイトが作られているように思いました。
逆にいえば日本人はみんなぺんてるの名前は知っているからそんなに力を入れなくてもOKということでしょうか。
日本の公式オンラインショップも無いようなので、アマゾンで売ってるからそっちで買ってね、的な感じなのかもしれません。
前回のコクヨとは、WEBサイトについてはずいぶん異なることが分かりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。