こんにちは。
株式会社エス・スリーのスタッフです。
今日は、「ノウハウ」について書いていきたいと思います。
皆さんは「ノウハウ」と聞いてどのようなことを思い浮かべますか?
個人的な話で恐縮ですが、私が初めて「ノウハウ」という言葉を知ったのは、
中学生の時にプレイしたテレビゲームの中でした。
チェーン店を経営するゲームでしたが、その中で「生産設備を増強する」「今とは別の仕入れ先を開拓する」といった様々な選択肢が、
他社の「ノウハウ」として用意されており、そのノウハウを手に入れるためには結構なお金が必要でした。
頑張ってプレイして貯めた記憶があります。
また、20代の頃にお世話になった上司の言葉で記憶に残っている言葉があります。
「コードはすぐコピー出来るから差がつかないけど、ノウハウは自分に残るからね」
(※エンジニアの部署でのお話です。コードとはプログラムのコードのことを指しています)
当時は「コードだけでなく、やり方も共有できるのでは?」とあまりピンとこなかったのですが、
今はここで言う「ノウハウ」は、すぐにはコピー(習得)できない、問題の解決に適用できる蓄積された知恵のようなもの(漠然としていますが)と理解しています。
前者と後者のノウハウの意味は少し異なりますが、実際「ノウハウ」には産業上利用可能な技術的知識を指す場合もあるようです。
これは前者ですね。
後者のほうは、インターネットが普及してからは「●●する方法」などと検索すれば沢山答えが表示されるので、
そういった情報と混同されがちですが、違うと思っています。
〇〇するための新しい方法を状況に応じて編み出す知恵がノウハウなのではないでしょうか。
そして、この部分はAI化が難しい部分だと思います。
AIに仕事を奪われないためにも、日々の生活・仕事で自分のノウハウを蓄積していきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。