エジプト・アスワンの古代都市で、300以上のミイラ墓が発見された「死者の都」が考古学者たちによって明らかにされました。
この埋葬地は約270,000平方フィートをカバーし、36の墓が含まれています。
それぞれの墓には30から40体のミイラが収められているとされ、約900年間にわたり再利用されたと考えられています。
この場所は、古代エジプトの軍事、採石、貿易の重要地域として設立され、その市民や生活についてはほとんど知られていませんでした。
現代のアガ・カーン3世廟の近くに10段の墓のテラスが配置され、その一部は現代まで残っています。
ミラノ大学の考古学者であるチームメンバーは「この発見はエジプトでは非常にユニークで壮観だ」と述べています。
彼女は「アスワンの人々は丘を墓で覆った。まさに死者の都だ」とも語っています。
この発掘作業では、丘の上部にエリートが埋葬されている事実も明らかにされました。下層には中流階級の人々が眠っています。
埋葬地は紀元前6世紀から紀元後9世紀のもので、一部の墓は牛乳レンガの壁に囲まれた開放庭園の入り口を持ち、他は単に山岩に刻まれています。
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