スペインとポルトガルに生息するイベリアオオヤマネコの数が増えています。ヨーロッパのLifeプロジェクトによる年次調査で、総数が2,021匹に達したことが明らかになりました。昨年は1,668匹でした。
ポルトガルのグアディアナ渓谷では、昨年53匹の繁殖中の雌と100匹の子どもが存在し、合計291匹が確認されました。スペインでは、アンダルシア地方の各地区でも増加が見られ、特にセテフィージャ地区では9匹から11匹へと増えました。
21世紀の始まりには、この種は絶滅危惧種とされ、ほとんどがスペインのアンダルシア地方に100匹しかいませんでしたが、今ではイベリア半島全域に散らばり、保護活動が行われていない地域にも定着しています。
しかし、昨年は189匹のイベリアオオヤマネコが死亡し、そのうち7%は道路での事故が原因でした。Lifeプロジェクトでは、継続的な保護活動と再導入により、種の保存に努めています。
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