中国とフランスが共同で開発した宇宙科学衛星「SVOM」が、成功裏に軌道に投入されました。
この衛星は、現在世界で最も強力な多波長でのガンマ線バーストを観測する衛星であり、宇宙天文学の分野で大きな役割を果たすと期待されています。
SVOM計画は2014年に始まり、これは中国とフランス間の二番目の衛星関連協力事業です。
この衛星は、高エネルギーの電磁放射を検出することで、極めて短命で激しい宇宙の爆発現象を探る設計になっています。
また、中国はこの衛星のために独自の装置を開発し、フランスも重要な機器を提供しました。
両国は宇宙分野での深い協力を示し、今後もさらなる協力が期待されています。
中国国家航天局（CNSA）によると、今年は中国とフランスの外交関係60周年にあたり、これまでに多くの実用的な協力が行われてきたそうです。
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