中国の中小企業が労働コストの上昇に対応するため、北朝鮮労働者の雇用を増やしています。
特に吉林省図們市の約100社が北朝鮮労働者の採用を進めており、北朝鮮政府は労働者の月給を4,500元(約620ドル)に引き上げる契約を目指しています。
中国企業は地元労働者に支払う額と同程度かそれ以上の報酬を北朝鮮労働者に支払うことに抵抗があり、現在の交渉は月2,500元から3,500元の間で行われています。
しかし、需要が高まる中、新たに中国へ派遣される北朝鮮労働者の給与は従来の30%以上増となり、北朝鮮は最も高い報酬を提供する企業に労働者を派遣するとしています。
中国の地方政府も北朝鮮労働者の雇用に積極的に関与しており、制裁緩和や国際的な動向の中で、中国とロシアが北朝鮮を支持している状況が背景にあります。
これにより、北朝鮮は労働輸出から得られる外貨を拡大する可能性があります。
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