トルコのエルドアン大統領は、キプロス島北部に海軍基地を建設する準備ができていると発言しました。
これは、ギリシャが島の南部に海軍基地を支援する意向を示したことへの対応のようです。
エルドアン大統領は、「必要であれば、キプロス北部に基地と海軍施設を建設できる」と述べました。
彼のコメントは、北ニコシアでの軍事パレードに出席するため土曜日に北キプロスを訪問した翌日に出されました。
この軍事パレードは、1974年にトルコ軍がキプロス島の3分の1以上を占領し、当時のキプロス・ギリシャ人によるキプロス・トルコ人への暴力を防ぐために介入したことを記念するものでした。
「彼らが軍事基地を建設している一方で、私たちは政治基地を建設している」とエルドアン大統領は述べました。
また、エルドアン大統領は国連主導の交渉でキプロス島の統一を進めることを否定し、「両者が平等に交渉を行い、平等に協議を終える方程式を確立しなければ、新たな交渉プロセスを開始することは不可能である」と強調しました。
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